- 2023年7月31日 SDGs注目トピック
- 2023年8月1日 SDGs注目トピック
- 2023年8月2日 SDGs注目トピック
- 2023年8月3日 SDGs注目トピック
- 2023年8月4日 SDGs注目トピック
2023年7月31日 SDGs注目トピック
1.取り組む中小企業が約3割、ちょっとの理解でまだ間に合うSDGs
引用元
取り組む中小企業が約3割、ちょっとの理解でまだ間に合うSDGs:https://forbesjapan.com/articles/detail/64945
要約
帝国データバンクの調査によれば、SDGsに取り組む企業の状況は次の通りです。
- 「SDGsの意味・重要性を理解し、取り組んでいる」企業は27.4%
- 「SDGsの意味・重要性を理解し、取り組みたい」と思っている企業は26.2%
- 合計で53.6%の企業がSDGsに取り組んでいるか、取り組む意向がある
- 大企業では取り組む企業が71.6%、中小企業では50.4%
- 金融業がSDGsに最も取り組んでおり、72.0%。次いで農林水産業64.8%、製造業59.9%
- 現在力を入れているSDGsの目標は、「働きがいも経済成長も」が32.8%で最も多い
- DGs取り組みの効果を感じている企業は69.2%。その効果として「企業イメージの向上」が38.1%でトップ
また、SDGsに取り組んでいないと回答した企業の中にも、実際にはSDGsに関連する活動をしている企業が存在するため、少しの理解や取り組みを追加するだけで、SDGsに取り組んでいる企業としてアピール可能であることが指摘されています。
2023年8月1日 SDGs注目トピック
1.名古屋グランパスSDGsアカデミー企画! 愛知県産の食材を活用した地産地消カレー「野菜と俺ら。」再販売のお知らせ
引用元
名古屋グランパスSDGsアカデミー企画! 愛知県産の食材を活用した地産地消カレー「野菜と俺ら。」再販売のお知らせ:https://nagoya-grampus.jp/news/youth/2023/0801sdgs-619.php
要約
「名古屋グランパスSDGsアカデミー」が「地産地消カレー」の製作を行い、「野菜と俺ら。」という名前のカレーを開発しました。これは愛知県産の食材を中心に作られています。
- このカレーは2022年6月18日のサンフレッチェ広島戦の日に特設グッズ売店で限定販売され、即完売となった人気商品
- 皆さまの要望に応えて、2023年8月1日から愛知県の北野エース様の店舗で再販売が開始される。販売価格は600円(税込)
- カレーの内容は愛知県のブランド野菜「美トマト」「へきなん美人」、そして「みかわポーク」が含まれており、愛知県産のお米「あいちのかおり」との相性も良い
- カレーの名前「野菜と俺ら。」はアカデミー選手が名付け、これは彼らの身体づくりと地産地消の中心「野菜」、そして共創パートナーとの共同作業を意味している
- 名古屋グランパスSDGsアカデミー」は愛知県の農業に関する社会課題をテーマに取り上げ、持続可能な食産業モデルの構築を目指している。この取り組みはCO₂低下にも寄与する
- プロジェクトの共創パートナーには、株式会社AZAPA、JAあいち経済連、株式会社折兼などが参加している
2.【バイオマス素材やアップサイクル技術が大集合】「SDGs対応技術展2023」を大阪で開催!
引用元
【バイオマス素材やアップサイクル技術が大集合】「SDGs対応技術展2023」を大阪で開催!:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000104413.html
要約
【SDGs対応技術展2023開催概要】
- 日時・場所:2023年9月8日(金)に大阪市の「大阪産業創造館」で開催。入場は無料だが事前予約が必要
- 目的:SDGsに関連する技術や製品を持つ中小企業52社が展示。再生プラスチック成形技術やバイオマス素材、アップサイクル技術などの持続可能な開発をテーマにした展示会
- 背景:欧州バイオプラスチック協会のデータにより、バイオプラスチック製造能力は5年間で約3倍増加する見込み。このような「素材の環境対応」が世界的に進行中
- 注目の出展内容:
1.お米やリンゴ、ヒノキを使ったヴィーガンレザー
2.木粉と天然樹脂を用いた環境に優しい新素材
3.エンジニアリングプラスチックのリサイクル原料
4.CO2排出量削減の再生PPと炭酸カルシウムの複合材料
5.廃棄衣類やリサイクル炭素繊維を使用した不織布と成形品 - ターゲット:SDGs推進に関心のある企業様や、今後SDGs関連の活動・事業を計画している企業様
- 主催・協力:関西広域連合や大阪産業創造館などが主催。近畿経済産業局が後援し、りそな銀行や関西みらい銀行などが協力
大阪でSDGsに特化した技術展示会が開催され、多くの中小企業が環境対応の技術や製品を展示する。
全52社の出展企業情報と来場の申込みページ:https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=41030
3.Z世代の学生と企業によるSDGsをテーマとした部活動「SHIBUYA109 lab. EYEZ」4期活動スタート
引用元
Z世代の学生と企業によるSDGsをテーマとした部活動「SHIBUYA109 lab. EYEZ」4期活動スタート:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000033586.html
要約
「SHIBUYA109 lab. EYEZ」4期活動スタート
- 主体:Z世代の学生、株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(『SHIBUYA109 lab.』運営)、繊維商社MNインターファッション株式会社
- プロジェクト開始: 2021年 4期開始: 2023年7月
- 目的:
1.Z世代がSDGsの課題を自分のものとし、アクションを起こすきっかけ提供
2.Z世代向けの未来の製品やサービスの提供
3.持続可能なビジネス活動を目指す - これまでの活動:月次定例会、Instagramを中心とした情報発信、企業との共同活動
- 4期メンバー:12名(SDGsに関心がある学生、既存の参加者など)
- 主な活動内容:
・公開定例会(SHIBUYA109渋谷店8階、毎月1回)
・SNS情報発信(Instagram, 新設TikTokアカウント)
・企業との共同プロジェクト - 背景:Z世代の40%が社会課題に関心はあるが具体的なアクションは起こしていない(SHIBUYA109 lab.の調査)
このプロジェクトはZ世代が社会課題に対してアクションを起こすためのサポートを目的としており、多様な活動を通じてそれを達成しようとしています。
4.【横浜・八景島シーパラダイス】アクアミュージアムで新プログラムを開催!SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~【2023年8月1日(火)より開催】
引用元
【横浜・八景島シーパラダイス】アクアミュージアムで新プログラムを開催!SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~【2023年8月1日(火)より開催】:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000568.000011571.html
要約
【横浜・八景島シーパラダイス新プログラム情報】
- 水族館「アクアミュージアム」が、2023年8月1日から新プログラム「SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~」を開始
- プログラムでは、シーパラダイスの繁殖活動映像や飼育員の解説を通じて「種の保存」について学ぶことができる
- プログラムでは実際の生き物に触れたり、餌をあげる体験もできる
- 活動は夏休みの自由研究の題材としてもおすすめ
- 実施日時:8月1日スタート、11:00に「レッサーパンダ」、15:00に「クラゲ」の約30分間のセッション。内容や動物は時間によって異なり、変更の可能性もあり
- 場所:アクアミュージアム5階 アクアシアター
- 参加費:1,500円。水族館入館チケットは別途必要。9歳未満は保護者同伴
- 定員:各セッション40名
- 受付:アクアミュージアム4Fインフォメーションでの当日販売(8/6まで)、WEB予約は8/7から受付開始
5.【新宿ワシントンホテル / ホテルグレイスリー新宿】ホテルから拡げるMOTTAINAI運動はじめます
引用元
【新宿ワシントンホテル / ホテルグレイスリー新宿】ホテルから拡げるMOTTAINAI運動はじめます:https://www.fujita-kanko.co.jp/sub/news/2023/08/01/39313/
要約
【新宿ワシントンホテルとホテルグレイスリー新宿の「MOTTAINAI」キャンペーン】
- 主要情報:
・新宿ワシントンホテルとホテルグレイスリー新宿がホテル業界で初の「MOTTAINAIキャンペーン」のオフィシャルライセンス取得。 - MOTTAINAIキャンペーンの内容:
・3Rの環境活動:Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)
・地球資源への尊敬と持続可能な循環型社会を目指す
・2005年、ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんにより提唱 - ホテルの取り組み:
・宿泊プランの売上の一部を「グリーンベルト運動」の植林活動に寄付
・一泊でケニアなどのアフリカ地域に10本の植樹をサポート
・啓蒙活動や地球環境の保全を推進 - グリーンベルト運動概要:
・1977年、ワンガリ・マータイさんにより開始
・アフリカ大陸で約5100万本の木植え
・貧困の脱却、女性の地位向上、民主化への貢献
このキャンペーンにより、新宿のホテル群が環境保全活動に真剣に取り組む姿勢を示しています。
2023年8月2日 SDGs注目トピック
1.アシロ Research Memo(8):SDGsの「平和と公正をすべての人に」へ貢献
引用元
アシロ Research Memo(8):SDGsの「平和と公正をすべての人に」へ貢献:https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202308020641
要約
アシロ<7378>のSDGsへの取り組みについて
- リーガルメディアサイトの運営: どんな人でもいつでもどこからでも無料で正確な法律情報にアクセスできるようにして、法律情報の情報格差を解消。
- 弁護士との比較・選択支援: 初回相談料無料や成功報酬制の料金体系の弁護士を比較検討しやすい環境を提供。
- 人材紹介サービス: HR事業を通じて、企業が企業内弁護士や社外取締役、管理部門スタッフの採用を検討する際に人材紹介サービスを提供。
- 保険商品の販売: 弁護士費用を保険金でカバーすることが可能な保険商品を提供し、法律サービス利用時の経済的な懸念を軽減。
これらの取り組みはSDGsの「目標16:平和と公正をすべての人に」に寄与しています。
2.不動産業の伍代が「愛知県SDGs登録制度」に登録 ~ストック型社会の構築を目指し、空き家無料相談・子どもの貧困撲滅・廃棄物の排出抑制などSDGs関連事業を推進~
引用元
不動産業の伍代が「愛知県SDGs登録制度」に登録 ~ストック型社会の構築を目指し、空き家無料相談・子どもの貧困撲滅・廃棄物の排出抑制などSDGs関連事業を推進~:https://www.dreamnews.jp/press/0000285058/
要約
【不動産業の伍代が「愛知県SDGs登録制度」に登録】
- 株式会社伍代(本社:愛知県豊田市、代表取締役:鈴木丈章)が2023年7月18日に「愛知県SDGs登録制度」に登録されました
- 伍代はSDGsの取り組みを通じて環境保全や美しい街並みの形成に寄与。また、「とよたSDGsパートナー」の登録企業としても活動を強化します
- 「愛知県SDGs登録制度」は2021年9月創設。県内のSDGs取り組む企業・団体を登録し、その活動を公表することを目的としている
- 伍代の取り組み内容:
・空き家物件の無料相談:年間30件以上を2030年まで実施
・あしなが不動産サービス」:不動産売却代金の一部又は全額の寄付、年間5件以上を2030年まで実施
・廃材リサイクルと廃棄物削減:2030年までに5%増加・5%削減を目指す - 愛知県はものづくりの地域として知られるが、空き家問題の増加が懸念される中、伍代はSDGs目標達成のための活動を進めている。
3.SDGsにつながる、エシカルな新素材「ココナッツレザー」を日本に広めたい! 9月に東京ビッグサイトでお披露目&販売スタートします
引用元
SDGsにつながる、エシカルな新素材「ココナッツレザー」を日本に広めたい! 9月に東京ビッグサイトでお披露目&販売スタートします:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000125007.html
要約
エシカリージャパン合同会社は、9月6日~8日に「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2023」でエシカルな新素材「ココナッツレザー」を初公開し、販売を開始
- イベント:「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2023」
- 日時:9月6日~8日
- 目的:ココナッツレザーの初公開・販売開始
- 特徴:ココナッツレザー
・植物由来の原料
・環境に優しい
・インドのMalai Biomaterials社と共同開発 - 背景:
・ココナッツウォーターの大量廃棄問題解消
・SDGsへの貢献(水質汚染軽減、動物福祉等) - 展望:
・製品ラインナップ:バッグ、財布等
・目標:ヴィーガンレザー市場の活性化
・エシカル製品の普及と社会への貢献
特に、SDGsへの取り組みとしては、
1.貧困を無くそう(インド現地の雇用創出)
8.働きがいも経済成長も(現地雇用を通した人材育成)
10.人や国の不平等を無くそう(インドとのフェアトレード)
12.つくる責任つかう責任(環境負荷を大幅に減らした製法、土に還す)
14.海の豊かさを守ろう(ココナッツ廃棄による水質汚染の軽減)
15.陸の豊かさを守ろう(ココナッツツリーの有効活用)
上記のような貢献を目指していくようです。
2023年8月3日 SDGs注目トピック
1.【レポート+無償配布】「Beyond SDGs人生ゲーム」体験会を開催いたしました!
引用元
【レポート+無償配布】「Beyond SDGs人生ゲーム」体験会を開催いたしました!:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000091.000034801&g=prt
要約
【レポート+無償配布】「Beyond SDGs人生ゲーム」体験会を開催いたしました!
株式会社ストリートスマートが主催する、「Beyond SDGs人生ゲーム」体験会の開催レポートです。このゲームはSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、参加者が楽しみながら学ぶことを目的としています。
- ゲームの概要:
・金沢工業大学との連携で開発されたゲーム。
・2030年をSDGsの目標年とし、2050年を目指す4つの理想的な未来の社会をテーマにしています。 - 体験会の内容:
・体験会ではSDGsの必要性やゲームの教育への有用性についての解説が行われました。
・ゲームでは、SDGsの目標達成に向けた取り組みと関連する「絆カード」を集め、未来の技術やスキルの「革新カード」を活用して2050年の理想的な社会を目指します。 - 参加者の反応:
・参加者からは、ゲームの面白さや教育的価値について高い評価を受けました。 - 無償配布の案内:
・金沢工業大学が学習支援の一環として全国の教育機関に向けて「Beyond SDGs人生ゲーム」を無償配布しています。
・この記事を見て申し込むと、先着7名様には優先的にゲームが提供される特典があります。 - 株式会社ストリートスマートの概要:
・Google Cloud パートナー企業として、DXやICT教育の推進・活用支援を行っています。
「Beyond SDGs人生ゲーム」は、楽しみながらSDGsや未来の理想的な社会について学べる新しい取り組みです。興味のある方は、無償配布のチャンスをぜひ活用してみてください。
2.第3期福岡県SDGs登録事業者の取り組み
引用元
第3期福岡県SDGs登録事業者の取り組み:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/sdgs-touroku-torikumi-3ma.html
3.中小のSDGs達成支援、「寄付参加型リース」とは?
引用元
中小のSDGs達成支援、「寄付参加型リース」とは?:https://newswitch.jp/p/37972
要約
リコーリース、SDGs参加型リースで中小企業の支援
リコーリースは、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む中小企業を支援するため、契約額の一部を慈善団体に寄付する新しいリース・レンタル商品を展開した。
契約額の0.1%が寄付され、参加する企業の名前は公開される。
寄付対象団体は、セーブ・ザ・チルドレン、国土緑化推進機構、日本母乳バンク協会から選べる。
中小企業基盤整備機構のアンケートによると、SDGsに対する関心はあるが取り組み方がわからない中小企業が多いため、このような支援が期待されている。
他の企業も同様の寄付やリース料の優遇策を開始している。
4.当社温室効果ガス削減目標がSBT 1.5℃の認定を取得
引用元
当社温室効果ガス削減目標がSBT 1.5℃の認定を取得:https://www.agara.co.jp/article/295164/
要約
古河電気工業株式会社は、2050年までのカーボンニュートラルを目標として、国際的な環境イニシアチブ「SBTi(Science Based Targets Initiative)」から1.5℃の認定を取得しました。
これは、2030年までに温室効果ガス排出量を大幅に削減する目標に基づいています。
同社は「古河電工グループ ビジョン2030」の達成とSDGsの実現のため、ESG経営の強化を続けており、2021年には2050年に温室効果ガス排出量ゼロを目指すことを宣言していました。
さらに、スコープ1、2、3の排出量の削減目標も設定され、再生可能エネルギーの導入やバリューチェーン全体での取り組みを進める予定です。
SBTiは、気候変動への対応として、企業に科学的根拠に基づく温室効果ガス削減目標の設定を推奨する国際的イニシアチブです。
5.借りて返せるリユースカップ「CUPLES」が湘南エリアまで加盟店拡大
引用元
借りて返せるリユースカップ「CUPLES」が湘南エリアまで加盟店拡大:https://front-row.jp/_ct/17645572
要約
「CUPLES」は使い捨てではないリユーザブルカップでコーヒーのテイクアウトを可能にするサービスで、専用のスマートフォンアプリを利用する。使い終わったカップは返却し、再利用される仕組み。このサービスは、2023年7月に湘南エリアにも拡大し、加盟店は74店舗に増加。日本での使い捨てカップの廃棄数が年間39億個とされる中、CUPLESは環境問題の解決を目指している。新たな加盟店として、神奈川や東京の店舗がリストアップされている。公式サイトはhttps://www.cuples.jp/
6.SDGs広告に必要な視点と消費者の心をつかむ伝え方【Part3】 実データから見るSDGs広告クリエイティブ評価調査の全般的な傾向
引用元
SDGs広告に必要な視点と消費者の心をつかむ伝え方【Part3】
実データから見るSDGs広告クリエイティブ評価調査の全般的な傾向:https://www.videor.co.jp/digestplus/ad/2023/08/80122.html
要約
企業がSDGs(持続可能な開発目標)に関連する広告を制作する際には、社会的誓約、啓発、提唱といった役割を明確にすることが重要だと述べられています。
さらに、消費者の心をつかむためには、広告の役割に適した訴求を行うことが重要であると指摘されています。
具体的には、広告が消費者を啓発しようとする場合、その扱いは他の役割よりも難しいとされています。
しかし、適切な表現力を用いて社会貢献を訴えることで、消費者の「応援したい」という感情を喚起し、ブランド評価を高めることが可能とされています。
その一方で、自己満足的な広告や非現実的な表現は、消費者のネガティブな感情を引き出し、応援スコアを下げる可能性があると警告しています。
企業が社会貢献を行うことが伝わり、そのテーマに合っていることが、応援スコアを高めるために重要であると述べられています。
- SDGs広告の役割としては、社会的な誓約、啓発、提唱が重要
- 啓発型の広告はネガティブ反応が高くなる可能性があるが、正しい訴求がなされた場合、高い評価を得ることが可能
- サントリーの「ボトルは資源!」篇は評価が高い啓発型広告の一例であり感情と理性がバランスよく配合された内容である
- 応援スコアと社会貢献の評価は強い関連性があり、高い社会貢献の評価が応援したいという気持ちを高める
- スタイリッシュな表現や非現実感は、ネガティブな感情に繋がる可能性があるので注意が必要
- 応援スコアと社会貢献の評価を高めるには、企業が社会貢献を実践していることが伝わること、そしてそのテーマに合っていることが重要
- 社会貢献をテーマに訴求するのはナイーブで、企業の評判の棄損に繋がる可能性があるため、CMや動画にどんな役割を課すべきか、その役割を果たすために注意すべきクリエイティブのポイントは何かを慎重に考えることが重要
2023年8月4日 SDGs注目トピック
1.国分九州フェスタ 地域密着の強みアピール エリア深耕へ取り組み
引用元
国分九州フェスタ 地域密着の強みアピール エリア深耕へ取り組み:https://shokuhin.net/80329/2023/08/04/ryutu/orosi/
要約
「国分九州フェスタ2023(秋冬)」が7月26日、福岡市のホテルオークラ福岡で開催されました。メーカー約250社が出展し、九州管内の主要企業から450人が来場予定でした。フェスタでは、若年層へのアプローチを強化するために酒税改正やインバウンド需要に対応した取り組みが紹介されました。また、SDGsへの取り組みの一環として、食材の代替品や端材使用商品の提案ブースが設置されました。
その他にも、国分のトレンドに対する企画提案や、冷凍酒の訴求、輸入食品の事前受注など多方面での取り組みが行われました。さらに、食と酒のコラボ提案やデジタル販促の提案も行われ、展示会は盛りだくさんの内容となりました。
また、サンプル返却の際にフードバンクへの提供の選択肢が追加され、多くの商品寄贈があったため、子ども食堂などに寄贈が行われました。
2.図書館をGX教育拠点化、伊万里市がサウンディング
引用元
図書館をGX教育拠点化、伊万里市がサウンディング:https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/080403021/
要約
伊万里市は、伊万里市民図書館をGX(グリーントランスフォーメーション)教育拠点にするためのサウンディング型市場調査を実施します。
この調査では、図書館の低炭素化、新たな価値や方向性の検討、他施設との連携について民間の専門知識を求める。
参加申込は8月18日まで受け付けており、結果の概要は9月下旬に参加者に通知されます。
この調査は初期構想段階の予備調査で、具体的な事業内容や事業者を決定するものではない。
伊万里市民図書館は、市民参加型の図書館作りで知られ、市が直接運営しています。
図書館は「カーボンニュートラルライブラリー」と位置づけられ、市民の再生可能エネルギーへの理解や関心を深める教育拠点となるよう計画されています。
3.【SDGs関連用語の認知度調査レポート】男女500人アンケート結果
引用元
【SDGs関連用語の認知度調査レポート】男女500人アンケート結果:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000082917.html
要約
ケイティケイ株式会社は、SDGs(持続可能な開発目標)に関する用語の認知度について全国の男女500人にアンケート調査を行いました。
対象となった10の用語は
- 「エシカル」
- 「サステナブル」
- 「カーボンニュートラル」
- 「再生可能エネルギー」
- 「フェアトレード」
- 「海洋プラスチック」
- 「シェアリングエコノミー」
- 「SDGsウォッシュ」
- 「ESG」
- 「ESD」
です。
認知度が最も高かったのは「再生可能エネルギー」で、99%の人が何らかの形でこの言葉を知っていました。
一方、「カーボンニュートラル」については50%の人が内容を理解しておらず、「エシカル」については41%の人が聞いたことがないと答えました。
「SDGsウォッシュ」は64%の人が未知の言葉で、「ESG」は69%の人が聞いたことがないと回答。
最も認知度が低かったのは「ESD(Education for Sustainable Development)」で、75%の人が聞いたことがないと答えました。
これらの結果から、SDGsに関する用語の理解度はまだまだ深まっていないことが伺えます。
SDGsや環境問題に関する用語が広まらない理由については、その用語が具体的なイメージにつながらず、英語由来のカタカナ語で理解が難しいこと、日々の生活に直結する印象がないこと、メディアでの取り扱いが少ないことが挙げられました。
一方、最近気になる環境問題に関するワードとしては、気候変動や二酸化炭素に関する言葉が多く挙げられました。さらに、新エネルギー、プラスチック問題、廃棄物に関するワードにも注目が集まっています。
これらの「気になるワード」が個々の環境行動を促すきっかけとなり、地球規模の問題解決につながる可能性があります。一人ひとりが身近なところから実現可能な行動を起こし、継続していくことが大切との結論が出ました。
4.【注目トピックス 日本株】データアプリ Research Memo(9):8つの重要課題を特定し、SDGs・ESG への取り組みを強化
引用元
【注目トピックス 日本株】データアプリ Research Memo(9):8つの重要課題を特定し、SDGs・ESG への取り組みを強化:https://www.moneypost.jp/1050909
要約
日本のデータアプリケーション<3848>はSDGsとESGへの取り組みを強化しています。
2023年5月にサステナビリティ基本方針を策定し、SDGs推進委員会を中心に、環境負荷の軽減、社会課題解決に向けた新分野での技術革新、DE&Iの推進、多様な働き方の推進など、8つの重要課題を特定しました。
また、寄付を目的とした投資を検討し、日本郵政の「グリーンボンド」や日本学生支援機構の「ソーシャルボンド」へ投資を実行しています。
同社はEDIミドルウェア市場のリーダーであり、市場環境が良好なため中長期的な成長ポテンシャルが大きいと評価されています。
サブスクリプション型への移行と先行投資により営業利益率が若干低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。
次期・中期経営計画では、既存事業の拡大戦略と新規事業領域の開拓が示され、投資家の関心を引くことが予想されています。
5.地球沸騰化:気候システムはすでに臨界点を越えたのか
引用元
地球沸騰化:気候システムはすでに臨界点を越えたのか:https://www.alterna.co.jp/91191/
要約
- 記録的な猛暑が続き、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「地球沸騰化時代にある」と訴えました。しかし、この事実はすでに多くの科学者や研究者が予測していました
- 地球の気候システムが劇的に変動する「臨界点」を越えつつあるとの指摘もあります。この「臨界点」は、気候変動によって地球の気候システムが激変するポイントを指します
- 2023年7月の世界の平均気温は、観測史上、最も暑かったとされ、過去12万年で「最も暑い1カ月」と指摘した専門家もいます
- グテーレス事務総長は、「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代にある」と警鐘を鳴らし、先進国は2040年、その他の国は2050年までに「ネットゼロ」にコミットする必要があるとし、脱化石燃料を早急に実現するよう訴えました
- また、気候変動に対して脆弱な国に対する資金的な支援の重要性も語りました